苫小牧市スプリングス高丘自治会

 苫小牧市スプリングス高丘自治会は、平成16年度の本運動の実践地区として、年間を通じてたすけあい・支えあい活動を実施しています。 自治会内の高齢者の方々に子ども達との交流を楽しんでいただこうと、自治会を4ブロックに分けて、子ども達と若いお母さんとで18名の高齢者のお宅に鉢植えのプレゼントと手作りの交流会お誘いカードを届けました。
 交流会当日は、小学生を中心に幼児から中学生、お母さん、そしておじいちゃん、おばあちゃんの総勢70名が美光町会館に集まり、ゲームや歌で世代を超えた楽しい一時を過ごしました。はじめは戸惑っていたおじいちゃん、おばあちゃんたちですが、子ども達との会話も弾み、童心にかえって楽しんでいただけたようです。そして、またの再会を約束して、交流会は終了しました。




釧路市美原二丁目町内会

 釧路市美原二丁目町内会(335世帯)は、平成16年度の本運動の実践地区として、ひとり暮らしの高齢者や高齢者夫婦世帯へ「安心箱」の配付と声かけを行うために、高齢者世帯を調査して、70歳以上のひとり暮らしの高齢者世帯と75歳以上の高齢者夫婦世帯を把握しました。
 そして、ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯を対象に「困っていることはないですか。」などと声かけをしながら「安心箱」の配付をしています。「安心箱」には、急な入院や災害の場合にも慌てないよう普段から洗面道具や下着などの身の回り品を入れて準備しておきます。受け取った高齢者の方から「これで万が一のことがあっても安心です。」と大変喜ばれています。




恵庭市相生町内会

 恵庭市相生町内会(567世帯)は、本運動の2年指定実践地区として、平成15年度から町内に住む高齢者や障害者の方々が安心して生活できるように、災害時の体制づくりに取り組んでいます。
 初年度は、どのような体制づくりが必要か町内会役員で話し合いを重ねると同時に町内のみなさんにチラシを配付し、体制づくりの必要性を呼びかけました。
 2年目は、防災マップを作成して全戸配付しました。 今後は、緊急時の情報の伝達手段や防災マップの見直しなどの課題もありますが、引き続き災害に備えて町内会で支えあう体制づくりをすすめていきます。