平成26年度 町内会・自治会広報コンクール受賞作品紹介

 平成26年度のコンクールは、9月~10月の2ヶ月間を応募期間として実施しました。
 独自に発行した広報紙で、定期的に年2回以上の発行がある作品を応募の条件とし、連合町内会部門11作品、単位町内会部門75作品の応募をいただきました。
 12月16日に審査委員会を行い、次の作品の受賞が決定されましたので、審査委員会委員長の山本健二氏(キタイトデザイン アートディレクター)の講評とともにご紹介します。
 なお、本コンクールの表彰式は、平成27年5月26日開催予定の全道町内会活動研究大会(札幌市かでる2.7)の席上行います。

 

連合町内会部門

 

 

最優秀作 「太平百合が原」

 

札幌市北区太平百合が原連合町内会
規格 A4判2~4ページ
発行回数 年11回
発行部数 500部
配付方法 回覧
講評
 全ページカラーで、広報紙名「太平百合が原」のまわりや見出しの色づかいがとてもきれいです。写真全てに説明文が添えられ、「ダンスパフォーマンスも艶やか!」など、行事の内容がより良く伝わるように工夫されています。また、写真に加えて見出しの前後に置かれた小さなイラストが効果的です。基本はA4判縦2段組みで、スッキリとして読みやすいレイアウトです。

 

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優秀作 「恵庭市町内会連合会報 つなぐ」

 

 

恵庭市町内会連合会

規格 A4判4ページ
発行回数 年2回
発行部数 2,000部
配付方法 回覧
講評
 広報紙名「つなぐ」のデザインが、この広報紙の親しみやすい雰囲気を醸し出しています。全体のレイアウト、見出しの文字の組み方やデザイン処理は、他の広報紙には見られない斬新さがあります。また、写真を大きく扱っていることで、「見て読む」という楽しさが伝わってきます。リレーインタビューの記事は、地域でのみなさんの活動がより多くの方に伝わるように掲載しています。

 

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佳作 「市町連だより」

 

帯広市町内会連合会
規格 A4判8ページ
発行回数 年2回
発行部数 5,400部
配付方法 回覧
講評
 写真のレイアウトや表組みの使い方、見出しまわりのデザイン処理など、とても読みやすい紙面構成です。各町内会の活動や行事を幅広く紹介しているのも、この広報紙の良さでしょう。普段なかなか伝わりにくいテーマをQ&A形式にした企画は、町内会で役立ててもらいたい情報をわかりやすく掲載しています。前回に続いての入賞です。

 

 

佳作 「まえだ」

 

札幌市手稲区前田連合町内会
規格 A4判8ページ
発行回数 年2回
発行部数 5,900部
配付方法 各戸に配付
講評
 地域で行われたイベントや行事の写真を大きく扱うことで、地域密着のイメージが表紙から感じられます。A4判8ページで読みごたえのある広報紙になっています。レイアウトは縦組み5段で統一されていて、とても読みやすく各記事の見出しの文字やイラストが効果的に使われています。

 

 

佳作 「わらび連町だより」

 

札幌市手稲区新発寒わらび連合町内会
規格 A4判4ページ
発行回数 年4回
発行部数 1,700部
配付方法 各戸に配付
講評
 全体に余白をうまく利用し、読みやすい紙面構成になっています。表紙の右にある縦帯の目次は、記事の内容が一目でわかり効果的です。写真は大きな扱いではありませんが、各記事の見出しとバランス良く配置され、気持ちの良いレイアウトになっています。

 

 

佳作 「藻岩地区町内会連合会会報 藻岩」

 

札幌市南区藻岩地区町内会連合会
規格 A4判8ページ
発行回数 年2回
発行部数 9,100部
配付方法 各戸に配付
講評
 イベントや行事の写真を多く使うことで、文字だけでは伝えきれない部分をフォローしています。また、名簿などを表組みにすることで、見やすく、伝わりやすく工夫されています。A4判8ページの縦5段組みでボリュームのある内容ですが、見出しの入れ方で読みやすい広報紙になっています。

 

 

佳作 「会報 藻岩下」

 

札幌市南区藻岩下地区連合会
規格 A4判24ページ
発行回数 年2回
発行部数 2,300部
配付方法 各戸に配付
講評
 年2回の発行ながら、A4判24ページの広報紙は、今回の応募作品中一番のボリュームです。とても読みごたえ、見ごたえがあります。たくさん掲載された写真が、行事やイベントの厚みをさらに増しています。また、文化展の作品や各ページに配置された川柳などから、地域のつながりの強さを感じます。

 

 

 

単位町内会部門

 

 

最優秀作 「さわやかタウン末広エイト」

 

恵庭市末広町内会
規格 B4判2~4ページ
発行回数 年12回
発行部数 300部
配付方法 回覧
講評
 広報紙名「さわやかタウン末広8」が、雑誌タイトルのようにデザインされていて、とても親しみが持てます。文字の大きさや見出しの組み方にも工夫が見られ、読みやすい紙面構成です。また、写真を多く掲載することで、記事の内容がよりわかりやすくなっています。使用している紙がやや厚手で、広報紙としての存在感をより一層高めています。

 

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優秀作 「拓勇西町内会報 こもれび」

 

苫小牧市拓勇西町内会
規格 A4判2~4ページ
発行回数 年12回
発行部数 870部
配付方法 各戸に配付
講評
 全体のレイアウトを横組みで統一しているので、メールアドレスや電話番号などがとても読みやすいです。また、見出しと本文にメリハリがあり、各記事の内容も簡潔で伝わりやすいです。記事と関連した写真やイラストを多用し、「ローソク だーせ だーせーよ♪」など見出しに工夫が見られ、親しみやすい広報紙になっています。

 

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佳作 「広報さくらぎ」

 

苫小牧市桜木町町内会
規格 A3判2ページ
発行回数 年12回
発行部数 1,670部
配付方法 各戸に配付
講評
 毎号、行事予定や人口統計、古紙アルミ回収日を入れています。A3判両面を使って紙面全体を新聞のような段組みで構成しています。各記事の見出しを縦組みや横組み扱いにして紙面に変化をつけ、とても見やすいレイアウトになっています。この情報量で年12回の発行は、素晴らしく、前回に続いての入賞です。

 

 

佳作 「見晴台自治会だより」

 

江別市見晴台自治会
規格 A4判4~6ページ
発行回数 年12回
発行部数 1,520部
配付方法 各戸に配付
講評
 毎号その月の行事予定を入れ込み、年12回発行して各戸に配付することで、常に新鮮な情報が地域のみなさんへ届く広報紙になっています。避難所運営訓練の記事では、説明文付きの写真を多く使用し、内容をよりわかりやすく伝える工夫をしています。前回に続いての入賞です。

 

 

佳作 「柏木広報 つたえ~る」

 

苫小牧市柏木町町内会
規格 A4判1~4ページ
発行回数 年14回
発行部数 135部
配付方法 回覧
講評
 年14回という発行回数、「つたえ~る」という広報紙名から編集する側の思いが伝わってきます。「この夏のメモリー、みんなの笑顔」などキャッチコピーも素敵です。中面の町内会の要望書に対する市役所の回答記事は、要望と回答の書体をそれぞれ変え、写真を交えてとても簡潔でわかりやすく構成されています。

 

 

佳作 「山鼻18だより」

 

札幌市中央区山鼻第18町内会
規格 A4判4ページ
発行回数 年6回
発行部数 800部
配付方法 各戸に配付
講評
 登山や親睦旅行、ラジオ体操の感想文は、地域のつながりをより深く感じさせます。特にマンションの理事長さんへの取材記事は、災害時の備えなど、町内会と管理組合との役割分担についてふれ、会員のみなさんの興味をそそる内容となっています。また、使用する紙を色紙にしたことで、広報紙の存在感をアピールしています。

 

 

佳作 「明野柳町内会だより」

 

苫小牧市明野柳町内会
規格 A4判4ページ
発行回数 年12回
発行部数 2,300部
配付方法 各戸に配付
講評
 A4判4ページの構成で、年12回の発行、各戸配付は、地域の新しい情報が毎月みなさんに伝わる広報紙となっています。イベントの写真は、説明文付きで内容がわかりやすい構成となっています。黒と赤の2色刷りの見出しは、とても目立ち、紙面全体にメリハリがついて効果的です。

 

 

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